イプソスが提供する「アンホルト国家ブランド指数(NBI)」は、昨年は上位5カ国のランキングに大きな変化が見られましたが、
2018年の調査結果では、安定している国、変化する国が入り混じりました。
ドイツはランキング第1位を維持し、日本は第2位に躍進しています。
イギリスは3位に安定、フランスは昨年の2位から4位に順位を2つ下げています。
アメリカは、イタリアと並び6位となっています。

日本は「統治」「国民」で伸びる

日本の国家イメージは「輸出」(1位)と「国民」(5位、昨年から3ランクアップ)にかかっています。
日本は「文化」(7位)、「観光」(7位)、「移住・投資」(9位)でトップ10にランクインしています。
唯一、日本がトップ10入りできなかったカテゴリーは「統治」(12位)ですが、伸びを見せた分野でもあり、昨年から2つ順位が上昇しました。
日本の総合ランキングでの躍進はスコアの上昇によるものではなく、ブランドイメージの一貫性によるものだと考えられます。
日本の総合スコアは南アフリカ(+2.84)、ポーランド(+2.68)、フランス(+2.45)の人々の認識が向上したことで伸びました。
しかしこれらのスコアの上昇は目立ったものではありません。
ほとんどの国がこの1年でスコアを下げる中、日本は総合NBIスコアの低下を最小限に食い止めました (-0.08)。

国家ブランドランキング2018で、日本が初の2位獲得
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