東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下、組織委員会)と東京都は31日、五輪開催中の都内の混雑状況を示した地図を公表した。
通常より3倍以上の時間がかかる地域も出る見通しで、今後、時差出勤や物流の調整などが求められる可能性がありそうだ。
 
公表されたのは「大会輸送影響度マップ」。
組織委員会と都による「交通輸送技術検討会」の検討を受けて公表されたもので、鉄道はもっとも多くの競技が行われる7月31日の朝5時から深夜にかけての予想。
また道路に関しては、開会式翌日となる7月25日から8月3日までの全日程をシミュレーションした。
 
予想される混雑状況は、都心の高速道路で最大3倍以上通常より時間がかかるほか、
競技会場が集中している有明などの臨海部や新宿区、渋谷区周辺で、電車や道路が混雑し、物流や通勤などに大きな影響が出ると予想している。
 
五輪中、都心は大渋滞の恐れ〜交通影響地図公表
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