富士通は31日、ノートパソコンに付属するバッテリー(電池)パックが発火する恐れがあると発表した。対象は2010〜16年に販売を始めた
機種のほぼ全てで、約1712万台に上る。米マイクロソフト社を通じ、発火を防ぐソフトウエアを11月上旬から自動配信する予定で、
利用者に更新を呼び掛けている。

過去にパックの交換と回収を実施した製品以外にも発火の恐れがあると分かり、対応を拡大した。これまでに45件の発火が確認されたが、
けがなどの人的被害は出ていないと説明している。バッテリーへの異物混入と過度な充電による圧力上昇が原因とみられ、
ソフト更新で上昇が抑えられるという。(共同)

https://mainichi.jp/articles/20181101/k00/00m/020/120000c