第2次世界大戦中に「徴用工として強制労働をさせられた」として韓国人4人が
新日鉄住金に損害賠償を求めていた裁判で、韓国の最高裁は10月30日、
原告勝訴の高裁判決を確定させた。

日韓両政府が「解決済み」としてきた問題が、一転して蒸し返された格好だ。
「国際ルールを守らない国は信用できない」。そんな空気が日本企業の
間で広がりつつあり、密接な関係にある日韓間のビジネスが打撃を受けるおそれも出てきた。

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