航空、海上、陸上自衛隊とアメリカインド太平洋軍との日米共同統合演習「Keen Sword 19/30 FTX」が2018年10月29日(月)から開始、11月8日(木)まで実施されます。
キーン・ソードは隔年で開催されており、2018年度に自衛隊が参加する実動演習として最大規模です。

自衛隊から人員約47,000名、艦艇およそ20隻、航空機170機ほどが参加します。
アメリカ側は第7艦隊、第5空軍と隷下の第374空輸航空団、第18航空団、第35戦闘航空団、さらに第3海兵遠征軍などから約1万人が参加しています。

訓練は、武力攻撃事態などを想定し、自衛隊の統合運用要領やアメリカ軍との共同対処要領のうち、主に戦術レベルの任務や各作戦の指揮統制を演練し、即応性や相互運用性の向上を図ることが目的です。

特に、武力攻撃事態で予想される水陸両用作戦、弾道ミサイル防衛・防空作戦、海上作戦、航空作戦などを幅広く演練し、現場部隊レベルの課題や問題点を明らかにし、
日本の防衛について日米共同対処を含めた実効性の向上、自衛隊の統合運用能力の維持、向上を図ります。

今回の演習の特徴として、オーストラリア軍、カナダ軍、フランス軍、韓国軍、イギリス軍からオブザーバー要員を招待しているほか、
キーン・ソードで初めて日米以外としてカナダ軍艦艇が参加した海上作戦に関連する訓練を実施します。

キーン・ソード始まる、日本側4.7万人 アメリカ側1万人が参加
https://flyteam.jp/news/article/101806