衆議院本会議は、自民党の高市議院運営委員長が国会改革をめぐってみずからの案を公表したことに
野党側が反発し、午後1時に予定されていた開会が遅れています。

自民党の高市衆議院議院運営委員長は先週、国会改革を目指す超党派の衆議院議員と会談した際、
法案審議の在り方を見直すことなどを盛り込んだみずからの案を公表しました。

これについて29日開かれた衆議院議院運営委員会の理事会で野党側は「勝手な提案で、
認められない」などとして反発し、謝罪と撤回を求めました。

これに対し高市委員長は「私的なメモであり、撤回すれば国会改革の機運が下がる」などとして、
撤回には応じない考えを示しました。

これに野党側は納得せず、断続的に協議しています。

このため衆議院本会議は午後1時から安倍総理大臣の所信表明演説などに対する各党の代表質問を
予定していましたが、開会が遅れています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181029/k10011690111000.html