リンゴ4300個盗まれた農家「生活、どうしていいか」
https://www.asahi.com/articles/ASLBW5F30LBWUBNB005.html
 青森県弘前市高杉のリンゴ畑から収穫前のリンゴ約4300個(50万円相当)が盗まれたと弘前署が27日、発表した。署が窃盗事件として調べている。

 署によると、リンゴ畑を所有する市内の女性(53)が26日に被害に気づき、27日に駐在所に通報した。
17日正午ごろから26日午前7時ごろの間に盗まれたとみられ、収穫期を迎えた「ふじ」が枝からもぎ取られていたという。

 被害に遭った女性によると、55本あるふじの木のうち20本から間引くようにリンゴがもぎ取られ、畑には車のタイヤの跡があったという。
女性は「黒星病対策で農薬代もかさんでいる。リンゴで生活しているのに、どうしていいかわからない。
悔しさと、やるせなさでいっぱい」と話した。

 県内では10月に入って、青森市や平川市でリンゴの盗難が相次いでいる。