旧日本軍の慰安婦被害者が共同生活を送る施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)は26日、被害者のハ・ジョムヨンさんが老衰のため、同日午前に死去したと発表した。

 1922年生まれのハさんは1936年から台湾や中国、インドネシアなどに連れていかれ慰安婦としての生活を強いられた。 1946年に帰国。2016年からナヌムの家で生活してきた。2男2女をもうけた。

 韓国政府が認定した慰安婦被害者240人のうち、存命者は27人になった。存命者は今年7月1日、被害者1人が死去し27人となっていたが、同月4日に新たに1人が認定され、認定者数が239人から240人に増えた。

http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2018102601536