社民党は25日、全国幹事長会議を国会内で開き、来夏の参院選の選挙区、比例代表合計で3人以上の当選を目指す目標を確認した。又市征治党首は、参院選の結果によっては政党要件を失うことを念頭に「諦め気分が(党内に)横溢(おういつ)しているのではないか。萎縮や諦めを払拭する努力が求められている」と強調した。

 社民党所属の国会議員は現在4人。参院選比例代表の得票率が2%に届かず、改選後も国会議員数が現状以下にとどまった場合、政党要件を失う。

 幹事長会議には沖縄、鳥取両県を除く45都道府県連の幹部らが参加し、参院選の政策として「立憲主義の回復」や「所得再分配機能の強化」などを掲げることも決めた。

https://www.sankei.com/smp/politics/news/181025/plt1810250025-s1.html