ホッキ貝の漁獲量が全国一を誇る苫小牧市で、特産のホッキ貝を味わう催しが開かれ、多くの人でにぎわいました。

この催しは、地元特産のホッキ貝を大勢の人に味わってもらおうと、漁獲量が全国一の苫小牧市が地元の漁協とともに毎年開いています。
会場ではホッキ貝が7個入った袋が1000円と市価より半額近い値段で販売され、朝から大勢の人が並んで買い求め、用意された2000袋は2時間弱で売れ切れました。
各ブースでは、ホッキ貝を使ったカレーやラーメン、それにおにぎりなどが販売され、訪れた人たちがコリコリした食感を味わっていました。
また、ステージではホッキ貝の早むき競争が開かれ、参加者たちが貝柱から実を取り外す作業に熱中していました。
優勝した人にはホッキ貝5キロが贈られ、賞品を受け取った芽室町の女性は「今夜はホッキ貝をまぜたホッキごはんを作りたいです」と話していました。
苫小牧市内では先月の地震で物流拠点の港が液状化などの被害を受けましたが、漁港の被害は免れ、ホッキ貝などの漁には影響はありませんでした。
札幌市から訪れたという60代の女性は、「地震があったことを感じさせないほど活気がありますね」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181021/0005026.html