中国人観光客が日本の商業施設に踊る「祝・国慶節」に抱く違和感

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10月1日の国慶節は中華人民共和国が建国された日であり、中国の国民の祝日だ。ところが、
この祝日を中国の国民以上に歓迎する動きがある。それは日本の商業施設だ。都心の主な商業施設には「祝・国慶節」の
広告物が掲げられ、訪日中国人観光客の間で“話題”になっている。

 情報が瞬時に伝播する中国の通信アプリ「ウィーチャット」では、国慶節の休日に、日本語に訳すと
「爆笑!国慶節で中国人観光客にこびへつらう日本の商業施設」というタイトルで、話題が拡散された。その中身は、
「国慶節」の看板を掲げる日本の商業施設の画像を集め、その“滑稽さ”を辛辣に皮肉ったものだった。

 都心の商業施設のエントランスや陳列棚、地方では空港の到着ゲートに「祝・国慶節」と印刷された掲示物が掲げられるさまに、
投稿者は「これは本当に日本だろうか?」とつぶやき、「自分が来たのはニセの日本じゃないか?」と疑問を挟む。
それに続くのは、「多くの中国人観光客は、これに呆然とする」という文言だ。そして、皮肉は延々と続く。

https://diamond.jp/articles/-/182665