小学生の女子児童の体を触るなどし、連れ回したとして、神奈川県警捜査1課は17日、強制わいせつとわいせつ誘拐の容疑で、
同県相模原市南区下溝の無職、徳田巧朗容疑者(33)を逮捕した。「身に覚えがありません」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、9月17日午後1時ごろ、同県大和市内の路上で、一緒に帰宅途中だった小学4年の女子児童2人に対し
「小学校の給食に虫の卵が入っていたから検査させてほしい。1人ずつ検査するね」
などと声をかけ、横浜市内に住む1人(10)を自らが所有する軽自動車の車内に誘い込み、
体を触るなどのわいせつな行為をしたうえ、横浜市内の路上で解放するまで約30分間、連れ回したとしている。

同級生が自宅に戻り、母親に「(女子児童が)車に乗っていった」などと報告したため、母親が110番通報。被害を受けた女子児童も帰宅後、母親に事情を説明し、母親が110番通報していた。

 付近の防犯カメラに徳田容疑者の軽自動車の映像が記録されていたことなどから、犯行が浮上した。横浜市内では同じ日に10代の女性が男から同様に声をかけられていたといい、同課が関連を調べている。

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/incident/sankei-afr1810170017.html