「置き土産?」 台風後、玄関前にヘビ 浦添・宮城さん
2018年10月16日 11:00
【浦添】台風24号の置き土産は―。沖縄に猛威を振るった台風24号が過ぎ去った9月30日の午前8時ごろ、浦添市前田の宮城幸子さん(73)は自宅でとぐろを巻いて威嚇するヘビと遭遇した。
悲鳴を聞きつけた息子の行伸さん(46)が捕獲し、事なきを得た。
宮城さん宅は生い茂る木々を挟んで市立前田小学校の運動場と隣接していることから、「子どもたちに何かあってはいけない。毒ヘビが潜んでいるかもしれないと認識し、気を付けてほしい。対策も必要だ」と危険性を呼び掛けた。
ヘビは、強風にあおられて折れた木の枝に巻き付き、宮城さん宅2階の玄関前に飛んできたものとみられる。
屋上への階段でとぐろを巻くヘビと、わずか数十センチの近さで出くわしたという。
宮城さんは「命があって良かった。自然と共存することは危険と隣り合わせなのだとあらためて考えさせられた。恐ろしい体験だったが台風が残した置き土産だ」と語った。
(中川廣江通信員)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-819229.html
ヘビの死骸=2日、浦添市前田、宮城さん宅
https://030b46df30379e0bf930783bea7c8649.cdnext.stream.ne.jp/archives/002/201810/d3b4ba12f9428d20d20be448b784c721.jpg