全国有数の鶏卵生産量を誇る茨城県小美玉(おみたま)市の「小美玉子」を中心に同県産品で作り上げた「究極の卵かけご飯」を広める活動に、「I●TAMAGO PROJECT」の李員交(イウォンギョ)さん(36)らが取り組んでいる。
「I●TAMAGO PROJECT」は同市を拠点に活動しているグループ。「究極の卵かけご飯」は、小美玉子に、県産米のオリジナル品種「ふくまる」、県産大豆で作られたしょうゆの組み合わせで、県立笠間陶芸大学校と連携して制作した茶碗で食べるという食べ方を広めたいという。
おいしい茨城の卵かけご飯を広めるために「空飛ぶTKG(卵かけご飯)」と称し、9月30日から行ったクラウドファンディング(CF)では1日で目標額を達成。
李さんは「CFはインターネットで茨城のことを広く知ってもらうために役だったと思う」と話す。
李さんはCFを皮切りに、プロジェクトを本格的に動かそうと考えており、
「茨城空港もある小美玉市から、卵かけご飯の魅力を通して茨城と世界をつなぎたい。そして地域をもっと元気にしたい」と意気込んでいる。(永井大輔)
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