エールフランス、皇居上空を低空飛行 国「異例の事態」
https://www.asahi.com/articles/ASLBC46K1LBCUTIL011.html

 羽田発パリ行きのエールフランス293便(ボーイング777)が8日深夜、
離陸直後に通常ルートを外れて皇居上空など東京都心を低空飛行していたことが
11日わかった。羽田発の航空機は都心の騒音被害を避けるため、
離陸直後に旋回して東京湾上空を飛行するのがルール。国土交通省は
異例の事態として、同社に説明を求めている。

 国が定める規則では、羽田を離陸して北上する際は約7・4キロ以内に
右旋回しなければならない。だが国交省によると、
同便は8日午後11時13分ごろに羽田空港のC滑走路を北向きに離陸後、
そのまま北上し、同14分に品川駅上空を通過した後に東に旋回した。
同15分に皇居上空を通過し、同16分に江戸川区の荒川上空を通って
東京湾に出た。国交省に騒音の苦情は寄せられていないという。