監督の言ってることが意味不明

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この私を衝撃したのは小松川女高生殺し事件である。
この事件は犯人自らの通報によって発覚、当時の世間を震撼させた。
逮捕されたのは定時制高校の「金子鎮夫」、犯行当時18歳2カ月。日本名「金子鎮夫」と名乗っていた少年は朝鮮人李珍宇(イ・チヌ)としてセンショーナルにデッチあげられ、前人未到の殺人魔として断罪された。
少年は22歳で絞首刑によって命を絶たれた。
その死の一年前、私は同胞社会を二分していた北の朝鮮人総聯合会から「極悪非道な殺人魔は在外共和国の公民ではない、事件の関与から身を引くように」と宣告される。
しかし私にとって李珍宇は私自身なのだ。

これがきっかけとなって私は地上楽園の国、共和国から追放され反国家人物として否認されていく。
北と連帯している日本の革新(進歩的)団体や党派、知識人、マスメデイアからもいっせいに排斥されていく。
植民地支配の責任を認めない日本の国家、更に南北の国家からも遺棄・抹殺されてきたコリアン原爆被爆者、「従軍慰安婦」らの存在の回復は、これを阻む者達との壮絶な闘いであった。