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オペラやアニメなどさまざまなジャンルの音楽を手がける作曲家、三枝成彰(さえぐさ・しげあき)さんの音楽授業「未来を奏でる教室」が10日、和歌山市榎原の市立木本小学校で開かれ、子供たちに音楽の魅力を伝えた。

 教室は、明治安田生命が社会貢献活動の一環として開催。同小の5、6年生や保護者ら約300人が参加した。

 三枝さんは授業で「クラシック音楽が何百年も経ってどこでも同じメロディーで演奏できるのは、楽譜があったから」と指摘。クラシック音楽の“言語”とされるド・レ・ミなど7音の重要性を説いた。

 また、クラシック音楽が短期間で複雑化し発展した経緯を、バッハやベートーベンなどの曲を時代順に流して説明。現代の曲も紹介し、音楽には強いメッセージが込められていることを伝えた。

 6年の高山蓮君(11)は「短い時間でクラシック音楽が変化していったことに驚きました。授業で歌を歌うときも歌詞の意味にもっと注意してみたい」と話していた。


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