少数民族を「空前の弾圧」と非難
米議会報告、中国は反発も

 【ワシントン共同】米議会の「中国に関する議会・政府委員会」は10日、2018年版の報告書を公表し、中国当局が新疆ウイグル自治区で少数民族に「空前の弾圧」を行っていると非難した。
人権派弁護士の拘束やインターネット管理強化も批判し、政権に中国高官らとの会談で問題提起するよう促した。

 人権への関心が低いトランプ大統領に問題の重要性を訴える狙い。米中は通商と安全保障で対立が激化しており、中国が一段と反発しそうだ。

 報告書は毎年発表。今年は新疆の弾圧と中国共産党による支配強化、インターネット管理の3点を特に問題視した。

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