【ニューヨーク=橋本潤也】米国の人気女性歌手テイラー・スウィフトさん(28)が7日、来月6日に
迫った米中間選挙で、地元テネシー州の民主党候補への支持を表明した。スウィフトさんは若者に
絶大な人気があり、発言の影響が注目を集めている。

 スウィフトさんは、画像共有サービス「インスタグラム」に「これまで自分の政治的な意見を
公にするのをためらってきたが、この2年間に起きたことで、今回全く違う気持ちになった」とし、
「肌の色や性別にかかわらず、すべての米国人の尊厳のために戦わない人には投票しない」と
書き込んだ。米連邦議会の上下両院選それぞれで民主党候補への投票を明言し、
若者に投票を呼びかけた。

 これに関連し、トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで記者団に対し、「きっとテイラー・
スウィフトは共和党候補のことを知らないに違いない」と反論し、「これで、私のテイラーの音楽への
好感度は25%減だな」と語った。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20181009-OYT1T50010.html