柴山文科大臣が戦前の教育で使われた教育勅語について「アレンジした形で今の道徳などに使える分野がある」などと述べたことについて、
野党側からは「認識違い甚だしい、言語道断だ」といった批判が相次ぎました。

 柴山文科大臣は、2日に行った就任会見で、道徳教育に戦前使われた教育勅語について、「アレンジした形で今の道徳などに使える分野があり、
普遍性を持っている部分がある」「現代的にアレンジして教えていこうという動きがあり、検討に値する」などと述べていました。

 これに対し、立憲民主党の辻元国対委員長は、次のように批判しました。

 「ちょっと認識違いが甚だしいと思いますよ。その一言で、昔だったらすぐクビですね。言語道断だと思いました」(立憲民主党 辻元清美国対委員長)

 また、国民民主党の玉木代表も、「教育をつかさどる文科大臣の就任時の発言としては、軽率なところがあったのではないか」と指摘しました。 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20181004-00000018-jnn-pol