2日、京都市右京区の山に登山に入った87歳の男性が「道に迷った」と家族に連絡したあと、行方が分からなくなり、警察は男性が遭難したとみて行方を捜しています。

行方が分からなくなっているのは、兵庫県明石市の榎本貢さん(87)です。
警察によりますと、榎本さんは2日午前7時半ころ、妻に「京都の愛宕山に登る」と伝えて自宅を出たということですが、午後7時過ぎになって妻の携帯電話に「登山の途中で道
に迷った」と連絡してきたのを最後に連絡がつかなくなり、家族が警察に届け出たということです。
警察は榎本さんが遭難したとみて、2日夜、登山口の付近を捜索しましたが見つからず、3日朝も午前6時半から登山道の周辺を中心におよそ20人の態勢で捜索を行うことにし
ています。
京都市右京区の愛宕山は標高924メートルで、山頂にある神社を参拝する人が多いことで知られていますが、遭難事故も相次いでいて、警察でも注意を呼びかけていたというこ
とです。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20181003/0008280.html