小泉進次郎氏
10年後のことが分かる訳はないけれど、分からないからこそ国の力や規制をもっと緩くしなければいけないと思う。

これは、アメリカと日本で国の成り立ちを比較するとすごく分かりやすい。 アメリカは中央政府の力をどうやって弱めるかということで成り立ってきた国だ。

しかし日本の場合は明治維新以来、どのように国の力を集約して中央集権でやっていくかということで成り立ってきた。

そうした環境下で、やはりまだまだお上頼みのような状況が続いている。

常に国の動きを見て、政治家や行政には文句を言うけれども最後は政治頼みだったりする。 それをいろいろな分野で変えていかなければいけないと思っている。

僕としては、将来は少し踏み込んで一国二制度のような発想に広げても良いと思う。

「この地域で」と、手を挙げたら相当なところまで認めるということも一つの選択肢としてあるのかなと。

そうすれば、自己責任が強く求められる厳しい環境であってもやってみようという人々が出てくると思う。
まあ、先ほどの藤田さんの言葉を借りるとすると、政治がより必要なくなるということも一つのイノベーションかもしれない
http://globis.jp/article/2553