「のど飴」で混乱 熊本市議会 

熊本市議会の最終日。当初、正午過ぎには閉会すると見られていた本会議が、
今も終わらず、混乱しています。(28日午後6時15分時点)

正午過ぎには終わる予定だった市議会は、現在も続いています。
緒方夕佳議員が、議場のインターネット中継を求める請願をめぐり、議論が尽くされていないのではないかと
登壇し、質問する際「のど飴をなめていた」ことから懲罰委員会が開かれたためです。

午前10時から始まった熊本市の定例市議会は、熊本城の大天守・小天守の災害復旧費や、
ペットの飼育ができる災害公営住宅の土地取得費用などを含む、一般会計補正予算案などの議案が可決される見通しでした。

しかし、市民からの請願に関する質疑で登壇した緒方夕佳議員が「のど飴」を舐めながら質問を行ったため、
質疑が中断されました。

「緒方議員、緒方議員、まだ待ってください」「何か口にくわえていますか?」(議長)
「のど飴をくわえています」(緒方夕佳議員)(怒号飛び交う議場)

議会は、緒方議員の行為が市議会会議規則の「品位の尊重」に抵触するとして
懲罰特別委員会を設置。審議の結果、戒告の次に重い「陳謝」の処分になりましたが、
緒方議員は陳謝せず、再び中断したったいま議会が再開しました。このあと再び懲罰動議が出されるとみられ、
議会が何時に終わるのか先が見えない状況となっています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180928-00000005-rkkv-l43