信号なし横断歩道に関する法規がそもそも古すぎるから、こんな事が問題視されるんだよな。それを見直そうとも正そうともしない警察庁のクソ共の怠慢こそが諸悪の根源。
信号なし横断歩道における歩行者優先の道交法が整備されたのは1960年だったはず。そこから昭和末期頃に改正されたが、記述に家畜やリヤカーを含める為に「歩行者“等”」と追記したのみ。

つまり今運用されてる「信号のない横断歩道において歩行者・軽車両等の通行を優先する旨」の法律は、ようやく戦後復興が進んで舗装路や信号機というモノが首都圏に普及し出した頃に作られたもの。
片側2車線道路はおろか歩道すらない、車だってうんと少ない時代の、地方じゃアゼ道が当たり前で白線なんて引かれてない、車持ってる家庭が珍しかった様な時代に作られた日本で最初の道交法を殆ど文脈も変えずにそのまま使ってるんだから、古過ぎて機能してないんだよ。

歩道のない生活道路ならともかく、幹線道路でこんな法律振り回して検挙してたら輸送機関として成り立たなくなる。
手狭な日本の道路で人と物の流れの安全を確保するなら、少なくとも歩道のついた道路もしくは片側2車線以上の道路では横断歩道は全て信号機付きにしなきゃならん。
信号さえあれば余程のアホ以外は止まる。そういうインフラを散々造ってきたこの国の社会だから事故を無くすにはそれしか手はない。