安倍首相、石破元幹事長に皮肉 「政策進めることとても大切」 
 安倍晋三首相は14日午前、自民党総裁選(20日投開票)をめぐる日本記者クラブ主催の討論会で、対抗馬の石破茂元幹事長が主張の柱としている地方政策に関し「問題点を指摘することも大切だが、
具体的な政策を進めていくことがとても大切だ」と述べ、石破氏の姿勢を皮肉った。

 首相は「安倍政権は4年前から地方創生に取り組んできた。初代大臣を石破さんに2年間務めていただき、
素晴らしい先鞭(せんべん)をつけていただいた」とした上で、地方の企業の倒産件数が減り、地方税収が増えたことなどの成果を強調した。そして「どこに大きな問題があったのか」と尋ねた。

 石破氏は「地方の企業に後継者がいない。人が帰ってこないということが最大の問題だ。農業、漁業、林業、それぞれどういう形で付加価値を上げていくのか、
それを具体的に示していかなければならない。実感と違うという方々の思いに応えたい」と指摘した。
首相は安倍政権が取り組む「具体的な政策」として、地方の人材拠点設置などを紹介した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180914-00000521-san-pol

自民党総裁選討論会
https://www3.nhk.or.jp/news/realtime/rt0000493.html?utm_int=all_contents_realtime_001