「イシバ内閣」ができたら=サイトに短編小説を掲載−自民総裁選で石破氏

 自民党の石破茂元幹事長が12日、自らの党総裁選特設サイトに「イシバ内閣」がつくる日本の未来像を描いた短編小説を掲載した。
地方創生や不安のない子育て・老後など、石破氏の公約実現を後押しする内容で、注目を集めて党員らの支持拡大につなげる狙いがありそうだ。

 タイトルは「柔らかい日本 あるいはイシバ内閣にワタシ達が夢想する未来」。作者は架空の人物で、陣営メンバーや秘書らでつくった。
 近未来の設定で、地方で母親らと暮らすシングルマザーの女子大生が現在の社会と比較して、自らの充実した生活ぶりを紹介している。
文中に石破氏は登場しないが、サイトに小説と一緒に掲載されている公約を読むと、石破氏の目指す社会像と重ね合わせていることが分かる仕立てだ。(2018/09/12-18:09)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018091200982&;g=pol