東京・多摩地域にある都立高校の59歳の男性教諭が、19年前の平成11年からおよそ1年
半の間、当時の教え子の女子生徒と性的な関係を持っていたとして、東京都教育委員会は
12日付けでこの教諭を懲戒免職の処分にしました。

懲戒免職の処分を受けたのは、東京・多摩地域にある都立高校の59歳の男性教諭です。
都の教育委員会によりますと、この教諭は、19年前の平成11年からおよそ1年半の間、
当時、担任を務めていたクラスの女子生徒と性的な関係を持つなどしていたということです。
この教諭はことし2月になって、教え子だった女性本人から当時の関係について指摘を受け
たため、翌月に現在の高校の校長に当時の事実を報告し、問題が発覚したということです。
都の教育委員会は、平成11年の時点で教諭が児童や生徒にわいせつな行為をした場合、
懲戒免職にするという処分の基準を設けていて、この基準に従って、12日付けで処分を行っ
たということです。
都の教育委員会によりますと、この教諭は調査に対して「教師として取り返しのつかないこ
とをしてしまった。反省し、後悔している」と話しているということです。
一方、都の教育委員会は、処分した教諭の名前や所属する学校名については女性の人権
に配慮する必要があるとして公表していません。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180912/0018422.html