>>12
> 2011年の東日本大震災のとき、事実、非常用発電機の多くが正常作動しなかった。
>その後調べてみると、震災時に動かなかった発電機の約7割が点検不備によるものだと判明した。
>要するに、点検さえしていれば、動かすことができたのだ。

今回その発電機が動作しなかった
まさかと思ったら日本全国そんなもんらしい
音もうるさいしなかなか検査できないのかもね


日本にある非常用発電機の多くが動かないかもしれない

 地震などで停電になった際に使用される非常用発電機。これは1000平米以上で、
人の出入りがある建物には必ず設置しなければならないと、法律に定められている。
災害時に発生する火災を消火するスプリンクラーや消火栓なども、この発電機がなければ作動すらしない。
この発電機に対して法令点検を業務として行っているのが日本負荷試験サービス株式会社だ。

 日本全国にはおよそ130万台の非常用発電機が設置されている。しかし、驚くべきことに、
この非常用発電機の多くが動かないかもしれないという。(※参照1)
「2006年から法律ができて、年に1回の点検が義務づけられています。ところが実際は、そういった法律があるにも関わらず、
点検が実施されているのはほんの一部に過ぎません」と語るのは同社代表取締役の宇佐美厚さん。
 
 2011年の東日本大震災のとき、事実、非常用発電機の多くが正常作動しなかった。
その後調べてみると、震災時に動かなかった発電機の約7割が点検不備によるものだと判明した。
要するに、点検さえしていれば、動かすことができたのだ。

 非常用発電機が動かなくなる理由は、その構造にある。発電機の多くはディーゼルエンジンを利用して発電を行うのだが、
そのエンジン内にカーボンが溜まってしまい、急激な出力に耐え切れず、エンスト状態になってしまうのが、その主な原因だ。
そのため、本来の点検ではその出力がきちんとできるかどうかを確認する必要がある。