お前ら、ミンス&レンホウ嫌いのあまり、「スパコン開発はどうあるべきか」「京の予算は妥当なのか」
という点を見失っているんじゃないか?
 ◆民主党政権成立以前から、京の開発計画と予算の杜撰さは、大学スパコン開発者や
  IT業界関係者、日経コンピュータなどのIT業界紙などにおいて批判されてきている。
 ◆仕分け時にレンホウの発言だけ突出して報道されたが、仕分け人はレンホウだけだった
  わけじゃない。
  日本のスパコン開発の権威・東大金田教授も仕分け人として参加しており、国内での
  スパコン需要は、ベンチマーク1位だけが目的の金食い虫ではなく、そこそこの性能で
  いいからネット経由で利用者が簡単にシェアリングできるスパコンと指摘した。
  文科省・理研側も、仕分け結果を受けてその点について非を認めている。
 ◆計画そのものが、日本のスパコン開発技術を維持するためのものではなく、典型的な
  ITゼネコン型公共事業利権であり、文科省の天下り利権のためのもの。
  だから、NECは「この計画に参加して甘い汁は吸えても、スパコン技術開発としては
  先がない」と見切って、「財政状況の悪化」を表向きの理由で計画から離脱しつつ、
  スパコン市場でスタンダードな方法でのスパコン開発を、INTELと共同で発表している。
 ◆価格性能比が極端に低く、今後のCPU強化もままならない富士通SPARCプロセッサ。
  スパコンTOP500には、富士通以外のSPARC機を含めても、SPARC機は京と他1台しか
  存在せず将来性がなく今後のビジネス展開がない、まさに「ガラパゴス」。
  また既存のソフトウェア資産も全く使えず、ソフトウェア書き換え・新規開発も
  全て富士通に頼まねばならず、まさにITゼネコン利権。
 ◆電気代だけで年間100億円以上かかり、現在の電力事情を考えても非効率的。