私もネトウヨでした。
昔は韓国と聞くだけで腹が立ち、反発心を剥き出しにしてK-POPや韓流スターを汚い人種差別言葉を使い罵倒したり、
ネットに書かれている通りに韓国製品は劣等で買うべきではない、韓国産食品は不衛生で菌にまみれている、韓国に
旅行に行ったら女性は全員レイプされると信じていました。

ですが、大人になりよく考えると、全員がレイプされる等という話にリアリティはありません。そう気付くとネットで
韓国の悪口を書くことが急にバカらしく見え、また嬉しそうにそうしている人達が急に愚かで幼稚な人々に見えて
段々距離をおくようになったのです。

私もネトウヨを卒業したんだなーと思い、しばらくした頃、ネットでLGBTの事が話題になっていました。私はその話題の中で、
私は男性として女性が好きだから、LGBTの気持ちはよく解らないと書いたのです。すると、その話題に加わっていた
人々の中で熱心にLGBTの事を書いていた人が急に私に向かってこう罵倒したのです。

「男の癖に女が好きだとかナニこの差別主義者ネトウヨ?」

男性が女性を好きだと、ネトウヨなのだそうです。あまりにも理不尽だったので、当然私は反論しました。「私は
韓国を叩いていないし、人種差別もしていない。右翼的な事を書いたりもしていないのにネトウヨなのですか?」
それに対して彼(彼女?)は、「素直に反省しないで、自分はネトウヨではないと反論するところが怪しい。それがネトウヨの証拠だ!」
私「右翼的なことを書いていないのにネトウヨなのですか?あなたの言うネトウヨって何なんですか!?」
相手「定義か!定義を聞くんだな?お前みたいに定義を聞く奴がネトウヨなんだよwwwww」

・・・絶句です。ネトウヨから卒業したと思っていた私も、何だか訳も解らないままネトウヨだったというのです。
自分の何処がネトウヨなのか(定義)を聞くだけでネトウヨになるらしいネットでは、「ネトウヨを卒業すること」は不可能なようです。
もちろん、私が「ネトウヨ」を「卒業」する事を諦めたことは云うまでもありません。

これからもネトウヨとして堂々と生きていこうと思います。