株式会社おかんが展開する、法人向け総菜等作り置きサービスの「オフィスおかん」。
総菜、白米、玄米、スープ、カレーなど約20種類を契約企業に宅配。専用の冷蔵庫や自動販売機のなかにそれらを納め、従業員は時を選ばず利用することができる。
 昼食、夜食、あるいは、おやつとしても利用可能で、夕食用に自宅に持ち帰ってもかまわない。1回の食事すべてをまかなってもいいし、足りない一品を補填する形で利用することもできる。
その意味でも、仕出し弁当などの中食サービスと比較して自由度が極めて高い。メニューは毎月変わり、ユーザーを飽きさせない。また、価格は一個たったの100円。
備え付けの料金箱に入れるか、スマホアプリによるクレジット決済も可能だ。

福利厚生や健康経営に対応
 では、おかんの利益の源泉はどこにあるのか。企業からの毎月の利用料である。基本的には提供する総菜等の上限個数によってS、M、Lの3プランに分けられ、もっともスタンダードなSプランで月額5万4600円。
 いわば、設備投資のいらない「プチ社食」というわけだが、これがうけにうけて、2014年にサービスを開始して以来、右肩上がりの倍々ゲームが続く。現在では、北海道から沖縄まで利用拠点数は1000を超えた。
(以下略)

設備投資のいらない「プチ社食」サービスが躍進中 おかん(戦略経営者)
https://news.goo.ne.jp/article/senkei/bizskills/senkei-20180828161849834.html