米メディアが総攻撃する「Q」とは 陰謀説かトランプ政権の真相か
http://www.epochtimes.jp/2018/08/35436.html

アメリカで中間選挙に向けて、「Q現象」は広がりを見せている。8月1日にフロリダ州で行われたトランプ氏の支持者集会に「われわれはQだ」というプラカードを掲げた支持者の姿があった。
一方、8月はじめ、ほとんどの米メディアが「Q」を批判する報道を展開した。

Qと名乗る人物は、昨年10月からネット掲示板で政府内部の情報について投稿している。
Qとその支持者を、メディアは「匿名(Anonymous、アノニマス)」の略記「Anon」と組み合わせて「QAnon(キューアノン)」と名付けている。

Qは、トランプ政権がどのようにホワイトハウス内の腐敗一掃に尽力しているかを書き込み続けている。

「トランプは、軍から大統領になるように依頼された人物だ。彼の役割は、根底から腐っているワシントン政界を本格的に浄化することである」

「ロシアゲートでトランプ政権を摘発しているロバート・モラー特別検察官、実はトランプ陣営の仲間だ。
モラーはロシアゲートの捜査対象を民主党にまで拡大し、民主、共和両陣営の本格的な捜査と摘発を開始した」

「ホワイトハウスの中は混乱していない。トランプの意図通りうまくやっている」

Qの投稿は大きな支持を集めている。6月28日、タイム誌はQをインターネットで最も影響力のある25人の1人に挙げた。

Qについて、ほとんどの米メディアはネガティブであり、「陰謀論」との見方で報じている。ワシントン・ポスト紙は「混乱を呼ぶ陰謀カルトだ」とまで呼び、糾弾した。