金足農・吉田、桑田さんに言いたい「今度こそ優勝」
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好きな言葉は「覚悟」。金足農のエース吉田は、準決勝を前に「決勝まで自分が投げ抜いて、
東北の初の優勝旗を持ち帰る」と頂点に向けた決意を語った。ここまで全4試合で完投し、
投球数は計615。それでも、疲れは見せない。涼しい顔で「今日投げろと言われたら、投げられます」。
大会に入ってから、成長を実感しているという。18日の近江(滋賀)との準々決勝。
自慢のスプリットが思うように決まらず、公式戦では投げたことのないフォークを試しに投げてみたという。
「打者のタイミングが合っていなくて、これは使えると思った」。試合中に投球の幅を広げ、4強入りの立役者となった。
同校が準決勝を戦うのは第66回大会以来、2度目。34年前、
夏の甲子園初出場のOBたちが敗れた相手がPL学園だ。20日は、
当時のPL学園の2年生エースだった桑田真澄さんが始球式に登場する。
吉田は自宅の部屋にプロ野球選手のポスターなどは飾っていない。
理由は、「野球のすごい人を見ると、悔しくなってイライラしてしまうから」。生来の負けず嫌いとあって、
「もしも僕らが後攻で、マウンドで桑田さんに会えたら、『今度こそ、絶対に優勝します』って言います」。
第1回大会以来、秋田勢103年ぶりとなる決勝進出へ。「初回、3人で抑えて自分で勢いを作る」。
吉田が覚悟を持って準決勝のマウンドに上がる。
桑田真澄さんが金足農を導いてくれる PLと名勝負繰り広げた主将、確信のミラクル
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