1つの茎から2つの花が咲く珍しいハス、「双頭蓮」が隠岐の島町のハス園で2年連続で見つかり、関係者を驚かせています。
隠岐の島町にあるハス園では地元の人が先月下旬、「双頭蓮」を見つけ、その後も「双頭蓮」は次々に見つかり、14日も小ぶりにピンクの花をつけている「双頭蓮」が咲きまし
た。
「双頭蓮」は、突然変異によって1つの茎から2つの花が咲くハスで、全国でも発見例が少なくとても珍しいとされています。
このハス園で「双頭蓮」が見つかったのは2年連続で、ハスの栽培に詳しい松江市の花と鳥のテーマパーク、「松江フォーゲルパーク」の野津剛さんは「環境に影響されて『双頭
蓮』は生まれると考えられるので、ことしの異常な暑さや雨の少なさも影響しているのではないか」と話しています。
花は3日ほどで散ってしまうため、「双頭蓮」の見ごろは16日の午前中までだということです。
ハス園の管理をしている中本憲昭さんは、「去年は8月下旬まで『双頭蓮』が見つかったので、ことしもまだまだ咲くことを期待しています」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20180814/4030001044.html