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 他人の自転車のサドルに体液をつけた罪などに問われている元長野市議会議員の初公判が開かれ、検察は懲役2年を求刑しました。
器物損壊の罪などに問われているのは、長野市伊勢宮の元市議会議員・生出光被告28歳です。
起訴状などによりますと生出被告は市議会議員だった今年1月、市内の民家の駐輪場に停めてあった自転車のサドルに体液をつけたほか、4月にも路上で10代の女性の体を触るなどのわいせつな行為をしたとされています。
長野地方裁判所で開かれた初公判で生出被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察は冒頭陳述で、周辺をはいかいし標的の女性を物色するなど犯行は計画的で常習性も高く、被害女性の恐怖感や屈辱感は重大だなどと指摘して、懲役2年を求刑しました。
これに対し弁護人は被告が反省の態度を示していることから再犯の可能性は低いとして、執行猶予付きの判決を求めました。
判決は来月3日に言い渡されます。