日本陸上競技連盟の理事でマラソン強化戦略プロジェクトリーダーを務める瀬古利彦氏が、
テレビ局の女性に対して不適切な発言をしたとして、日本陸連から厳重注意を受けていたことが
わかりました。瀬古氏は事実を認め「発言には注意したい」と反省しているということです。

日本陸連や瀬古氏の所属するDeNAなどによりますと、瀬古氏はことし4月、打ち合わせの場に
同席したテレビ局の女性に対し不適切な発言をしたということです。

先月中旬に瀬古氏の所属先から日本陸連に連絡があり、連盟の幹部が瀬古氏に対して直接、
厳重注意をしたということで、瀬古氏は事実を認め「発言には注意したい」と話し、反省した
様子だったということです。

また、DeNA本社広報は、取材に対して不適切な発言があったことを認めたうえで、
会社として瀬古氏に厳重注意したとしています。

瀬古氏は東京オリンピックに向けた日本陸連のマラソン強化戦略プロジェクトリーダーとして
強化のトップを務めています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/k10011568941000.html