アクセル<6730>は25日、2019年3月期第1四半期(18年4月-6月)決算を発表した。
売上高が前年同期比49.5%減の7.24億円、営業損失が12.58億円(前年同期は3.16億円の損失)、
経常損失が12.47億円(同3.11億円の損失)、四半期純損失が同8.71億円(同1.36億円の損失)となった。

引き続きパチンコ・パチスロ機市場に向けた各種製品に加え、組み込み機器市場に向けたグラフィックス
LSIの販売活動に注力した。また、新規事業の確立を目指しミドルウェア、暗号技術、機械学習の3領域に
おける事業化に向けた活動にも注力した。なお、暗号技術に関連してブロックチェーン事業への参入を
決定しており、2018年7月2日付で同事業を推進する100%出資子会社「株式会社VIPPOOL」を設立した。

パチンコ・パチスロ機市場に向けた各種LSI製品は、前年同期比51.8%減の6.69億円となった。
主力製品である同市場向けグラフィックスLSIは、低迷する市場環境に加え、一時的な市場在庫の調整や
部材のリユース(再利用)増加の影響を受け、前年同期比約11万個減の約3万個の販売にとどまった。

https://www.zaikei.co.jp/article/20180726/456114.html