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「東京」(株)村山モータース(資本金5000万円、渋谷区幡ヶ谷1-7-5、代表矢部泰幸氏)は、
7月18日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

当社は、1953年(昭和28年)8月に設立。ハーレーダビッドソンジャパンが国内の総代理店となる前から、
ハーレーダビッドソンについては並行輸入を行い、近年はハーレーダビッドソンの正規販売代理店として
オートバイを主体に関連グッズの販売や車検整備などのサービスを手がけていた。
業界内では有数の老舗であり、オートバイマニアの間での知名度も高く、ピークとなる92年7月期には
年売上高約24億2600万円を計上していた。

しかし、オートバイ市場が縮小するなか需要の減少が続き、2017年7月期の年売上高は約3億7600万円に落ち込んでいた。
横浜、八王子の店舗を閉鎖するなどリストラを進めたが、毎期欠損計上が続いていた。
イベントの開催や会員組織の活発化などで業況回復を図ったものの奏功せず、今回の措置となった。

負債は2017年7月期末時点で約1億4600万円。