金正恩党委員長、発電所の建設現場視察で激怒
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)党委員長が、北東部にある発電所の建設現場を視察し、
工事の遅れを責任ある幹部らが放置していたとして激怒したことを、北朝鮮の国営メディアが報じました。
朝鮮中央テレビは、金正恩党委員長が北東部・咸鏡北道(ハムギョンプクト)にある
発電所の建設現場や造船場、温泉の保養所などを相次いで視察した様子を伝えました。

金党委員長は、発電所の建設現場で、「ダムの建設が始まって17年経っても
70パーセントしかできていない」と指摘し、責任ある幹部らが、ここ数年、
一度も現場に来ていないことを知り、激怒。
「建設する気があるのかわからない」「言葉も出ない」などと叱責したうえで、
来年の党創立記念日である10月10日までに完成させるため対策を立てたということです。

さらに、温泉の保養所では、「浴槽が汚く、薄暗くて非衛生的だ」
「魚を養殖する水槽より劣り本当に汚い」と指摘。「人民が休養でき、温泉治療もできる
温泉保養所のモデルとなるよう建設し直さなければならない」と述べたということです。