【北京共同】中国国家統計局が16日発表した今年4〜6月期の国内総生産(GDP、速報値)は
物価変動の影響を除く実質で前年同期比6・7%増だった。伸び率は今年1〜3月期から
0・1ポイント低下し、2016年7〜9月期以来の低水準となった。減速するのは3四半期ぶり。
金融リスクを抑制する政策方針を受け、固定資産投資の伸びが鈍化したことが響いた。

 米中が互いの製品に追加関税をかけ合う制裁措置を発動したのは今月6日で、今回の
GDPに影響は大きく出ていないとみられる。ただ今後は輸出減少などを通じて実体経済に
影響が及ぶのは避けられず、景気が失速する懸念が強まっている。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018071601001029.html