社会活動家の仁藤夢乃氏が、電車内で幼女の体を執拗に触る男を目撃、その様子をFacebookに投稿し、ネット上で大きな注目を集めている。



■電車内で6歳女子が体を触りたくられる
騒動を知らない人のために概要を簡単に説明すると…

・仁藤氏が山手線に乗っていたところ、近くに座っていた男が6歳の少女に声をかけ、自分の隣に座らせると顔や体を執拗に触り始めた



・近くにいた三人組のサラリーマンに「あの人痴漢です。捕まえてもらえませんか」と声をかけたものの、「これから仕事があるんで」と真顔で断られた



・新宿駅で男が逃げ出しても、男を追いかけてくれたのは男性2人と、女性1人だけだった



という感じ。

■「男性に助けてほしかった」に疑問の声も
この投稿内で仁藤氏は「男の人たちに、ちゃんと助けて欲しかった」と記述すると、ツイッター上では「なぜ男性に限定する?」「実際に追いかけたのは男性2人、女性1人と書いてあるのに、いきなり男性批判か」などの反論が相次いだ。

男性のジェンダー的役割などについてここで論じるつもりはなく、また仁藤氏の主張を否定するわけでもないが、そもそも痴漢に立ち向かうという行為は、男性にとってもかなり危険らしい。

そんなことを感じさせる、「はてな匿名ダイアリー」の投稿に注目が集まっている。



■痴漢は格闘技経験者でも怖い
20年近く格闘技の経験があるという投稿者(男性)は被害を受ける女性に対し、「出来るなら男性はどんどん助けてあげて欲しい」と考える一方で、「助けられなかった男性がいた場合、一概に責めないで欲しい」「男性だって怖いものは怖いのです。そこだけは分かってあげて」という持論を展開。

男性であっても、男性に対して対峙し、注意するのは緊張や恐怖感を伴うからであり、「どんなに鍛えてたって、腕っぷしに自信があったってナイフ一本で死ぬ」と語る。

実際、正義感ゆえに危険な目に遭うこともあり、電車で痴漢を取り押さえた際、顔面を3発殴られたり、カッターナイフを突きつけられたこともあったという。

また、親しい格闘技の先輩は、飲みの席で女性に絡んだ男性に注意した際、後ろから椅子で殴られて、片目が飛び出す寸前の大けがを負ったそう。


https://sirabee.com/2018/07/15/20161708172/