11日、ビール大手5社が1〜6月のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)の出荷量を発表し、前年同期比3.6%減の1億8337万ケース(1ケース=大瓶20本換算)だったことが判明。
上半期としては6年連続で過去最低を更新し、ネット上でさまざまな声があがっている。
■1年で6.3%減少
「読売オンライン」によると、昨年6月に導入された安売り規制の影響で、発泡酒が8.4%減ともっとも大きな下げ幅に。ビールは6.3%減、第3のビールは1.9%増という結果だった。
この数字は、上半期のピークだった2001年と比べ、3割以上減少しており、ビール離れ、アルコール離れが深刻化している現状が伺える。
■離れたのは「税金が高い」から?
この手の話になると、どうしても「若者のビール離れが…」という方向にいきがちだが、ネット上では意外とそのような声は見られず。
一方で「税金が高すぎるから…」という声が多く見られており、若者に限らず、上の世代もなかなか手が出なくなっている現状が伺える。
・ビール自体は高くないです。税金が高いのです
・まず税金ばっかりで高くなった。毎日は飲めないし、まずい第3のビール飲むくらいならチューハイやハイボールにいくよ
・皆貧乏でアルコール濃度高くて安いコスパがいい酒に流れてる
・高いからね。若い人が飲まないのは仕方ないし、おじさんもストロング系に移るようになった
・取れる所からとる。煙草も酒も同じ。税金が高くなり、その分、消費は減る。当たり前の話
ちなみに、ビールの税率は現在、350ミリリットル缶当たり77円。一缶180〜200円程度の商品が多いので、4割以上が税金という計算になる。
https://sirabee.com/2018/07/12/20161706672/