安倍晋三首相は11日、西日本を中心とする豪雨被害の復旧作業に取り組む被災自治体を財政的に支援するため、
「激甚災害」の指定を早期に行う考えを表明した。野党から初動対応の遅れを指摘されていることについては、
「政府一丸となって発災以来、全力で取り組んできた」と述べ、問題はなかったとの認識を示した。
記録的な大雨になる恐れがあると気象庁が発表した5日の夜、首相や閣僚が自民党議員の懇談会に出席していたことなどをめぐり、野党は初動対応の遅れを批判。
首相はこの点について質問されると、「様々な課題があるが、まさに現場主義を徹底し、被災者生活再建チームを直ちに送った」と強調した。https://www.asahi.com/articles/ASL7C5F97L7CUTFK00T.html