甲子園のアイドル“ハンカチ王子”として日本中を熱狂させた、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹がついに三十路に突入した。

 2011年、鳴り物入りでプロ入りした斎藤だったが、ここ数年はまったく結果が出ず、毎年“背水の陣”と言われている状況だ。
入団8年目の今年も、1軍登板はわずかに2回。12日の阪神タイガース戦では、30歳になって初めて先発のチャンスを得たが、4回8安打7失点の大炎上で降板した。

 引退の2文字が現実味を増すばかりだが、当の本人は“どこ吹く風”なのだという。

「6月6日が誕生日の斎藤投手は、都内のバーで30歳のバースデイパーティを開いたそうです。
これがシーズン中にもかかわらず、お笑い芸人や現役の女性アイドルを何人も呼び出して、そうとう派手にやってたようなんですね。
今季はずっと2軍暮らしなのに、いまだにスター気分かと球界関係者はあきれていますよ」(芸能プロ関係者)

 プロ野球はもうすぐ前半戦が終了。後半戦、このまま2軍暮らしで終わるようであれば、30歳の結果が出ない投手に、厳しいオフが待っているのは間違いない。

「斎藤は、今オフの放出が濃厚のようです。その場合、かねてから興味を示していた東京ヤクルトスワローズが獲得に動くのでは、と目されています。
ヤクルトは移籍してきた引退間近の選手が次々と大活躍するため、“再生工場”とも呼ばれる球団。早稲田大出身の斎藤は、神宮のスターでもありましたから、最後の花道を飾るにふさわしい場所かもしれません。
斎藤にしてみても、東京に来ることでメディアや芸能界がより近くなりますから、願ったり叶ったりじゃないですか」(スポーツ紙記者)


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