リールなどの釣り用品を万引したうえネットオークションで売却したとして大阪府柏原市は11日、都市開発課の男性主任(32)を懲戒免職処分(信用失墜行為の禁止など)としたと発表した。

 市などによると、元主任は平成29年10月中旬と下旬、勤務時間外に市外の釣具店2店で釣り竿(ざお)やリールといった釣り用品8点(販売価格約23万5千円)を万引。
同年12月中旬と30年2月中旬、盗品をネットオークションで売却した。

 元主任は今年3月、窃盗容疑で大阪府警布施署に任意の取り調べを受け、5月に書類送検された。同署によると、容疑を認めたという。

 地検から呼び出し状が届き「勤務先での処分に関する書類」を求められたことから、元主任が6月に上司へ申し出て発覚。
市の聞き取りに「釣りが趣味で、人気商品を自分のものにしたかった」などと説明。
売った理由については「手元に置くと、万引したことを思い出して嫌になるため」などと釈明したという。

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