ピョンチャンパラリンピックで金メダルを含む日本選手として史上最多の5個のメダルを獲得したアルペンスキーの村岡桃佳選手が出身地の埼玉県深谷市で講演
し、「次のパラリンピックでは今回以上に金メダルを取りたい」と今後の抱負を語りました。
村岡選手は、ことし3月に開かれたピョンチャンパラリンピックで、アルペンスキー女子の座って滑るクラスに出場し、冬のパラリンピックの1つの大会で日本
選手最多となる5個のメダルを獲得しました。
8日は、出身地の深谷市で村岡選手の講演が行われ、およそ1000人が集まりました。
この中で、村岡選手は「最後の回転は最も苦手にしている種目で2本目に転んでしまったが、最後まで諦めずにゴールして銀メダルを取れた。金メダル以上に思
い入れの強いメダルだった」と大会を振り返りました。
そのうえで、「皆さんの応援を糧に次のパラリンピックでは今回以上に金メダルがとれるよう頑張りたい」と、次の大会に向けた抱負を語っていました。
講演を聞いた60代の女性は、「選手の話を直接聞いて、改めてパラリンピックはすごいところだと感じた。ぜひ4年後の大会も頑張ってもらいたい。深谷の誇
りです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20180708/1100002718.html