記録的大雨により甚大な被害が出ている岡山県倉敷市で、レスキュー隊や自衛隊に似た服を着た泥棒が大量発生しているとして、市民らが注意を呼びかけています。
この騒動は7月6日〜7月7日頃にかけて非常に強い雨が降り、一級河川の高梁川に繋がる「小田川」が氾濫したことで、倉敷市の真備地区の広い範囲が水没したもの。
2階建ての屋根がギリギリ出ている程度で、小田川が氾濫した付近の地域はほぼ全滅の状態となっています。
自衛隊や消防隊、さらにはボランティアの漁師など大勢が救助活動にあたっていますが、1000人以上が住宅等に取り残されていることや、
真備以外でも中四国の広い範囲で同時多発的に災害が発生したことから、人手が足りず救助活動が難航しています。
また関係者によると、「この騒動に便乗してレスキューの服を着た泥棒が窃盗を繰り返している」ということです。
窃盗事件を繰り返しているのは、大阪ナンバーの白いパジェロやセレナ、それから岡山ナンバーや倉敷ナンバーの車で窃盗を繰り返している犯人もいる模様。
窃盗団とみられる集団の男らも目撃されており、プロの犯行とみられています。
現時点で窃盗団が本当に盗みを繰り返しているという確証は得られていませんが、倉敷市民、特に真備地区にお住まいの方は、不審な窃盗犯らに十分ご注意ください。

https://breaking-news.jp/2018/07/09/042484