教職員の不祥事が相次ぎ『非常事態』を宣言した県教育委員会は4日、熊本市中央区のホテルで臨時会議を開きました。
県立高校長や各地域の教育事務所責任者など74人が出席。
宮尾千加子県教育長は「教職員以前の問題で、断じて許すことができない」と相次ぐ不祥事に怒りをあらわにしました。
5月には男の高校教師が保護者から預かった教材費などを横領したとして懲戒免職。
6月は男の高校教師が女子高生とみだらな行為をした疑いで、また男の小学校教師がトイレで女性を盗撮した疑いで逮捕されています。
このような状況を受け県教委は6月20日に『非常事態』を宣言。
4日の会議では県警から県教委に出向している職員による『不祥事を起こさないため』の研修が非公開で行われました。
「決して人ごとではない。自分は大丈夫≠ニ思うことが危ない。全ての教職員に同じ思いで問題意識を持ってほしい」と県教育長。
出席したある校長は「学校単位というよりも県全体の課題として受け止めることが大事」と話していました。
研修内容は参加した校長などを通じて各学校で共有されるということです。

『非常事態』宣言の県教委が臨時学校長会議
https://www.tku.co.jp/news/長すぎるので割愛