米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市辺野古に移設する計画の是非を問う県民投票
条例制定を目指す市民団体「『辺野古』県民投票の会」は28日、沖縄県庁で記者会見を行い、
28日正午現在で署名数が8502筆に上ったと発表した。署名集めは7月23日までで、条例
制定を翁長雄志(おなが・たけし)知事に直接請求するために必要な署名数に届かないペースだ。

 直接請求のためには、5月23日の署名集め開始から、2カ月間で有権者の50分の1(6月1日
時点で2万3172人)の署名が必要となる。

 県民投票の会の元山仁士郎代表は「発表した署名数には、政党や組織、個人の手元に残って
いる署名は入っていない。現時点で厳しい評価かもしれないが、できる限りのことをやりたい」
と語った。県民投票の会では当初、全有権者の10分の1に当たる約11万5千筆の署名を目指していた。

https://www.sankei.com/smp/politics/news/180628/plt1806280004-s1.html