社員が「サイロ」埋もれてる...9時間30分後救出 いわきの工場 

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25日午前10時50分ごろ、いわき市の工業団地にある製造業の企業で「社員がサイロで埋もれている」と119番通報があった。市消防本部や同社によると、20代の男性社員がコークスに埋まって身動きが取れなくなり、同日午後6時30分ごろ救助された。意識はあり、命に別条はないという。
 同社によると、サイロは深さが約6.5メートルあり、最大直径は約4メートル。男性社員は1人で、サイロの内側に固まっていたコークスを崩す作業をしていた。発見時はサイロの底の部分で胸から下が埋まっており、午前9時ごろから、助け出されるまで約9時間30分にわたって身動きが取れなかったとみられる。
 同社の担当者は「事故が起こった原因を調査して作業手順や工程を見直したい」としている。